345点の中学生が、福岡中央で学年2位になるまで
今、模試や定期テストの結果を見て、「自分には無理かもしれない」と思っていませんか?その点数や偏差値で、自分の可能性を決めつけてしまっていないでしょうか。この話は、そんなあなたの考えを変える手助けになるはずです。
お久しぶりです、白坂です。
HPの高校部実績を見てくれた方なら、D.Hくんの名前を知っているかもしれません。高校1年次は、前期期末で学年2位、後期中間で学年3位、後期期末で学年9位と、数学では満点を取ったこともある生徒です。
そんな彼がどのようにして、自分を成長させているのか。今日は彼の中学時代まで遡って、その話をします。
第一章 345点の中学生
彼が入塾してきたのは、中2の12月でした。
舞鶴中の生徒が多く通っていたというのもあり、塾を変えるタイミングで縁があり、紹介での入塾でした。当時はまだ自分のペースで勉強するスタイルで、入塾前の定期テストの結果を見たときも、その伸びしろの大きさをまず感じました。
中2 2学期期末 5教科合計
345 点
| 国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 英語 |
| 63 | 86 | 44 | 79 | 73 |
数学は86点で、センスがあることは最初から伝わってきました。一方で理科は44点と、ここが一番の伸びしろだと感じました。目標を聞くと答えは控えめでしたが、それも彼らしさだと思っていました。
中3になっても、そのマイペースなスタイルはしばらく続きました。
中2 学年末
357点
中3 1学期期末
370点
12点、13点と着実に積み上げてはいましたが、まだまだ余力を感じる伸び方でした。
第二章 偏差値44台からのスタート
中3になると模試が始まり、志望校欄には、お姉さんが通っていた筑前高校と福岡中央高校の名前を書いていました。
春期(4月)模試 偏差値
44.7
第1回(6月)模試 偏差値
43.7
平均が50ですから、最初はそこからのスタートでした。部活もある中で、まだ受験勉強に多くの時間を割けていない時期で、模試のたびに目標との距離を実感する。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そこから彼は、大きく変わっていきました。
第三章 夏、別人になった。
部活が終わったのは1学期の期末テストが終わった頃、だいたい7月のことでした。そして夏期講習が始まったとき、僕は正直驚きました。彼が別人になっていたからです。
わからないところを質問しまくり、次に何を勉強すればいいかを聞きに来る。苦手科目を中心に模試形式のプリントをもらっては解いて、丸付けして、また質問して、やり直す。その繰り返しを見て、「あ、スイッチが入ったな」と思いました。
その夏の結果は、数字にも正直に表れました。6月の模試と8月の模試を比べてみてください。
第1回(6月)模試
109 点 / 300点 偏差値 43.7
| 英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
| 20 | 26 | 24 | 14 | 25 |
第2回(8月)模試
180 点 / 300点 偏差値 54.0
| 英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
| 28 | 39 | 42 | 35 | 36 |
合計 +71点 / 偏差値 +10.3ポイント
たった2ヶ月で、特に理科は14点から35点へと2倍以上になり、国語も24点から42点へと、全科目で大幅に上がりました。
同じ変化は、定期テストにも現れました。
中3 1学期期末
370点
国68 / 数78 / 理52 / 社92 / 英80
中3 2学期中間
434点(+64)
国86 / 数91 / 理73 / 社92 / 英92
全科目で上がっており、特に国語は68→86点、理科は52→73点と伸び、入塾時に44点だった理科が、ここまで来ていました。
定期テストの2〜3週間前から対策に入り、学校のワークも一緒にチェックする。それまでも当たり前にやっていたことですが、この時期からは彼自身がその一つひとつに本気で向き合うようになり、「ワークを終わらせる」のではなく「ワークを完璧にする」という意識の変化が、点数にそのまま表れていました。
本気になった人間の2ヶ月がどれほどのものか、模試も定期テストも、数字がそのまま答えを出していました。
第四章 それでも、迷いはあった。
10月の模試
偏差値 56.4
福岡中央高校 B判定 合格率68%
志望校内順位 365人中130位
目標が現実的な距離まで近づいてきていた一方で、彼には慎重に物事を考える一面もありました。確実性を求める気持ちから、この時期の志望校欄には筑前高校の名前が第1志望に書かれていました。
11月の模試
偏差値 54.7
福岡中央高校 C判定 合格率55%
それでも彼は自分の気持ちと向き合い続け、本当に行きたい高校はどこかを考えた末に、福岡中央高校を受験することを決意しました。そこからの彼は、誰よりも勉強して、誰よりも質問していました。
第五章 伸びしろは、まだあった。
ここで僕が思っていることを、正直に書かせてください。彼の勉強の本気スイッチが入ったのは中3の7月でした。もし中2の段階からこのエネルギーで取り組んでいたら、どこまで行けたんだろうと思うことがあるくらい、あの夏の伸びしろは大きかったです。
スタートは遅かったと思います。それでも、間に合いました。裏を返せば、それだけの伸びしろが残っていたということでもあります。本気になってから彼が見せた成長のスピードは、その遅れを十分に取り返すものでした。そしてその経験が、高校に入ってからも確かに生きています。
終章 345点だった彼が、今は学年上位にいる。
福岡中央高校に合格した彼は、そのまま大学受験を目指してLink塾の高校部に進みました。
高校部では、日々の面談を通して学習計画を立案し、中学時代に身につけた学習習慣と学習方法をうまく接続させて、膨大な学校の課題をこなしながら部活との両立を実現しています。テスト期間前には各科目の対策と時間配分を一緒に考え、ほぼ毎日自習室に来て勉強することで高校最初の定期テストで学年30位台というスタートを切りました。そしてその後も成長は止まらず、今では学年上位の成績を出すまでになりました。数学や物理基礎に至っては満点や満点未遂だらけです。
345点だった中学生が、ここまで来ました。彼はさらに上を目指しています。
「自分には無理かもしれない」と思っているあなたへ。その気持ち、まだ早いです。スタートが遅くても、本気になった分だけ必ず動きます。
あなたの中にも、まだ見ぬ伸びしろがきっとあります。焦らず、でも本気で。応援しています。
「自分も変われるかもしれない」と思ったら、まずは一歩踏み出してみませんか。
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